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Interview

田中酒造場

姫路城へ貢献した「石掛式天秤搾りの酒」

田中酒造場のはじまり

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天保6年(1835年)、姫路城の城主であった酒井忠学ただのり公に酒を献上するため、清酒製造業を始めました。

 

先人たちの素晴らしい伝統と技を受け継ぎ、手造りの精神で精魂を込め、時代を超えて不易流行ふえきりゅうこうの礎を築きました。


田中酒造場の酒造り

最も大切にしていること

お客様の笑顔や飲んで楽しんでいただいている姿を思い浮かべ、妥協しないことです。

特徴・強み

温故創新おんこそうしん」をモットーに、最古の圧搾器具「石掛式天秤搾り」を原型のまま使用しており、日本で初めて精米歩合20%以下の商品を作り出した探求心が、当酒造の強みです。

一番難しい工程

原料処理です。米の出来具合によって、苦味や旨味のバランスが変わるため、吸水具合や蒸し具合の調整が非常に難しいです。


地域との関わり

地元で開催されるイベントには積極的に参加し、地酒メーカーとして地元のお客様に楽しんでいただくことを第一に考えています。地元の食材と合わせることで、地域に根ざした酒造りを大切にしています。


 後世に
伝えていきたい技術

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石掛式天秤搾りいしがけしきてんびんしぼり

伝統的器具「石掛式天秤搾り」※の可能性です。この技術を守りながら、次の世代へと継承していきたいです。

 

※石掛式天秤搾り:長さ約5メートルの天秤棒の先に石を吊るし、その重みを利用してゆっくりとお酒を搾る、昔ながらの製法です。
もろみを詰めた酒袋を、長方形の木桶「酒槽さかぶね」に丁寧に積み重ね、てこの原理で静かに圧をかけていきます。

 

時間と手間を惜しまず、職人たちは初めて搾り出される一滴を、まるでわが子のように見守っていました。


これから
挑戦してみたいこと

酒の冷凍商品です。新酒や蔵元が一番良い状態であると感じる酒を冷凍してお客様にお届けできる技術の開発を目指しています。


田中酒造場の商品

定番

  • 白鷺の城:柔らかな口当たり

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「純米吟醸 白鷺の城」
  • 亀の甲:味の広がりと複雑性

  • 名刀正宗:飲みごたえと旨味(特におすすめ)

おすすめの商品

  • 亀の甲シリーズ

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「亀の甲 寿亀」

希少な「亀の尾4号」を使用した亀の甲シリーズです。
時間の経過とともに変化する味わいを堪能していただけます。


田中酒造場からの
メッセージ

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日本が世界に誇る食文化とともに、ぜひ田中酒造場の酒を一緒に楽しんでください


記事協力企業

本記事は、【田中酒造場】様のご協力のもと作成しました。

▼田中酒造場公式HPはこちら

日本文化継承プロジェクト狼煙 -NOROSHI-

狼煙 -NOROSHI- は、日本文化の魅力を発信し、次世代へと継承していく取り組みを続けています。
また、日本の伝統工芸品の魅力を伝えるため、無料で記事作成を行っています。

 

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