Interview
喜久盛酒造株式会社
岩手県の【喜久盛酒造】は、明治27年に創業し、130年以上の歴史を持つ酒蔵です。
東日本大震災では大きな被害を受けましたが、13年の歳月をかけて酒蔵を再建しました。
その挑戦の過程で生まれたのが『純米原酒 タクシードライバー』です。
映画業界で活躍する高橋ヨシキ氏のアイデアをもとに、岩手県のオリジナル酒米「かけはし」を使用し、岩手県産米100%で醸造。
すべての酒を純米無濾過原酒でリリースしています。
「日本酒は、評価や知名度に惑わされず、自分が本当に美味しいと思うものを飲んでほしい。」
そう語るのは、喜久盛酒造の造り手たち。彼らの想いが詰まった酒造りには、随所にこだわりが光ります。
しっかりとした飲みごたえとキレの良さが特徴の純米酒です。
・香り:穏やかで落ち着いた香り。
フルーティーな吟醸香は控えめで、米の旨みを引き立てる香りがほんのり漂います。
・口当たり:厚みのあるしっかりとした飲み口。
じっくりと味わいを楽しめるタイプの純米酒です。
・甘辛度:やや辛口。
後味にキレがあり、何杯でも飲みたくなるスッキリ感が魅力。
・余韻:重すぎず、程よい辛さと旨みのバランスが心地よい余韻を生み出します。
しっかりとした味わいながら、食事と合わせることでさらに引き立つのがこの酒の魅力です。
日本酒の魅力は、飲み方ひとつで大きく変わります。
喜久盛酒造では、特に燗酒(かんざけ)をおすすめしています。
「温めることで、米の旨みが引き出され、より奥深い味わいを楽しめる」と蔵元も太鼓判を押す飲み方です。
また、ユニークな楽しみ方として
「開栓後の生酒を常温で放置し、冷やして飲む」方法もあるとのこと。
熟成が進み、味わいに変化が生まれるのがポイントです。
『純米原酒 タクシードライバー』は、
幅広い料理と相性が良い万能タイプの日本酒です。
・ 定番の組み合わせ:ホヤ刺し
・意外な組み合わせ:麻婆豆腐、カップ焼きそば
しっかりとした味わいの日本酒だからこそ、こってりとした料理にも負けないバランスを持ち、
さまざまな料理と合わせやすいのが特徴です。
喜久盛酒造の酒造りには、
地元・岩手県の原料を活かしたこだわりが詰まっています。
【麹菌】
岩手県オリジナルの「黎明平泉」を使用し、地元ならではの風味を追求しています。
【原料米】
岩手県産米100%使用。「亀の尾」「陸羽132号」「トヨニシキ」など、歴史ある品種を積極的に採用しています。
【上槽方法】
全て佐瀬式による槽しぼりで、じっくりと圧力をかけながら旨みを引き出しています。
伝統的な製法を守りながらも、
独自のアプローチで新たな挑戦を続けています。
喜久盛酒造では、日本酒をより身近に感じてもらえるよう、
Tシャツやパーカーなどのアパレルグッズ も販売しています。
これらのアイテムは、酒蔵のロゴやユニークなデザインを取り入れ、
日本酒ファンだけでなく、ストリートカルチャーを楽しむ方々にも人気です。
イベント会場やオンラインショップで販売されており、
ファンにとってはコレクションしたくなるアイテムとなっています。
喜久盛酒造は、東日本大震災で被災した酒蔵を再建し、
さらに次なる挑戦として明治25年築の母屋の修復に取り組んでいます。
本記事は、【喜久盛酒造株式会社】のご協力のもと作成いたしました。
▼公式HPはこちら
▼オンラインショップはこちら
狼煙 -NOROSHI- は、日本酒をはじめとした日本文化の魅力を発信し、
次世代へと継承していく取り組みを続けています。
また、日本酒や伝統工芸の魅力を伝えるため、
無料で記事作成を行っています。
「もっと多くの人に伝えたいことがある」
「日本文化を広める手伝いをしてほしい」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
📩 お問い合わせはこちら